特急形直流電車の新製について

平成25年11月25日

 JR四国では、予讃線の主力である特急「しおかぜ」に使用している2000系特急形気動車の老朽取替のため、8600系特急形直流電車の量産先行車を新製することになりましたのでお知らせいたします。


新製両数
2両編成が2本の合計4両です。

営業開始時期
平成26年6月以降の予定です。

運転区間
予讃線(高松〜松山間)の特急列車「いしづち」号に使用します。

車両の主な特徴 (新型特急形直流電車のデザイン及び主な仕様 PDF 297K)
(1)デザイン
  • ○ 今までの車両デザインは車両開発担当者と車両メーカーで行っていましたが、新型特急電車では建築デザイン経験のある社員がメーカーと共同でデザインを行ったことが特徴です。
  • ○ “レトロフューチャー”をコンセプトに、ノスタルジックな鉄道車両のイメージを「未来特急」としてデザインしています。
(2)客室設備
  • ○ 腰掛は、背もたれと連動して座面が前方にスライドするリクライニング機構を採用し、座り心地の向上を図ります。また各座席にはコンセント・可動式枕・ドリンクホルダー・コートフック等を設置した他、モバイルパソコン等のご利用を考慮し、テーブルの大型化を図ります。
  • ○ バリアフリー整備ガイドインを考慮した車内設備とし、車いす対応多機能トイレを設置します。また、多機能トイレには、オストメイト対応設備、ウォシュレット、小さなお子様連れのお客様を考慮したベビーベット、ベビーキープの他に、フィッティングボード等を設置しています。
  • ○ 車内表示器には、見やすいフルカラータイプの表示器を採用します。
  • ○ 客室照明にはLED照明を採用し、消費電力の削減とメンテナンスの軽減を図ります。
  • ○ お客様に安心してご利用いただけるよう、車内に非常通報装置(SOSボタン)、防犯カメラを設置しています。
(3)車両性能
  • ○ 最高運転速度は130km/hとし、車両の制御方式は発電・回生ブレーキ付VVVF(可変電圧可変周波数)インバータ制御としています。また、主電動機には、全閉外扇式三相かご形誘導電動機を採用し、省メンテナンス化を図ります。
  • ○ 車体傾斜機構に空気バネ車体傾斜方式を採用することで、台車構造の簡素化による省メンテナンス化と、到達時分の確保の両立を図ります。