JR四国×愛媛大学『よどせん探検隊!』

愛媛大学とJR四国が協力し学生『よどせん探検隊!』が再発見した予土線沿線の観光スポットやグルメなどの予土線の魅力をお伝えします。


>> P.5

281441近永駅まちなみゾーン自然ゾーン田んぼ×WALK=たんぼーく∼ぶらり途中下車90分の旅二名駅・大内駅・深田駅商店街で時間旅行、橋を渡れば子どもに帰る道近永駅予土線予土線深田駅大内駅二名駅❺❷❶❹❸深田駅から南東に歩いていると「モォ∼」?! 声のする方へ向かうと、そこには仔牛が3頭いた。おじいさんとその息子夫婦で飼育しており、エサは大豆と麦を混ぜ合わせて作った自家製。少し離れた場所には成牛用の牛舎も。1.「モォ∼」と声のする方へ道を逸れると突然踏切が! 両手を広げたほどの幅しかない。踏切を越えるとあぜ道、田んぼを吹き抜ける風が心地よい。田んぼの中にちらほら畑やビニールハウスが見える。気の向くまま寄り道できるのも歩く旅の醍醐味。4.両手に納まる踏切❶❷❷❹❺❼モルタル造りの旧郵便局。モルタル壁は風情があるが近年はあまり見かけなくなった。右から左に書かれている「郵便局」の看板も時代を感じる。5.旧郵便局はどっしり 落ち着いた威厳昔ここに滝があったことからその名がついたという「弓滝神社」の境内には「ドウネリ」(タブの木)の古木がある。6.城跡にたたずむ神社ひときわ目立つ真っ赤な商店。併設されたキッチンで作られた惣菜や麦わら帽子なども売られており小さな百貨店のよう。お菓子や飲み物を買い、外のベンチでひと休み。■TEL:0895-58-2178■営業時間:平日・土7:00∼19:30、日・祝8:00∼19:30、年中無休5.緑に映える真っ赤な商店 ∼一川和代たばこ店県道283号線に出てしばらく歩くと、道沿いに一際目立つ花壇を発見。流木や瓦で柵を作っていたり、東京オリンピックを見越してか花を五輪の形に植えていたり。思わずカメラに収めたくなる。3.誰が作った? アートな花壇牛小屋から西に進むと、米農家のおじいさんに出会った。作っているのはコシヒカリ。畔の草刈りにもなるべく除草剤は使わず、また田植え前には土地を干してガスを抜く、環境にもやさしい稲作だ。2.おじいちゃんこだわりの田んぼ         時間があれば、駅から10分ほど北に歩き四万十川の支流・三間川に向かおう。ゆたき橋を渡ると、鎮守の森や水田、川沿いの土手など田園風景が広がる。木陰に腰をおろし、田んぼに吹く風を感じながら食べるお弁当は格別だ。愛らしい草花や羽黒トンボの観察、川遊びも楽しい。         近永駅周辺はどこか懐かし場所だ。駅前にはアナログな看板を掲げたミカン農家の店やレトロな店、県道沿いの商店街には歴史を感じさせる建築物が並んでおり、時空を超えたまちなみ散策が楽しめる。川沿いの土手にはさまざまな野草や野花が咲き、すぐ横が水田になっている。2つの川が合わさる合流点にある大きな木の下は絶好のお弁当スポット。7.土手に腰掛け食べる弁当は最高❻この3駅、有名な観光資源があるわけではない。しかし、大内・二名には田園をとことこ走る列車がのどかな景観を生み出し、深田は駅と民家と田んぼや畑が渾然一体となった特徴的なエリアだ。この狭い区間では、歩くからこそ見つかるものがある。この3駅、有名な観光資源があるわけではない。しかし、大内・二名には田園をとことこ走る列車がのどかな景観を生み出し、深田は駅と民家と田んぼや畑が渾然一体となった特徴的なエリアだ。この狭い区間では、歩くからこそ見つかるものがある。まちなみゾーン自然ゾーン兵頭電器商会(ひょうどう電器店)(左)と芝薬局(右)のショーウインドウにはサトちゃんやビクター犬の置物が。2.懐かしいマスコットたち「岡田農園みかん直売センター」はミカンどころ宇和島市吉田のミカン農家が経営する店。ここから発送もしてくれる。■TEL:0895-45-3141 ■営業時間:9:00∼18:001.みかんといえば…明治時代から昭和50年代まで開院していた「井谷医院」は町のお医者さんであった。木造で瓦屋根だが玄関ポーチや窓は洋風。庭の木々といい、独特の雰囲気を醸し出している。4.瓦屋根の洋風建築は 元お医者さん❸商店街に入ってすぐにある木造2階建ての長屋。1階はかつて理髪店や履物屋だったと思われる構え。なかには現在も営業中の店も。3.お隣さんとひとつ屋根の下ゆたき橋283とことこ歩いてチャリをこぎこぎ田舎でRE-CREATION!佐藤ゼミ0104


<< | < | > | >>