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日本の良さを見つけ出す特別なひとときを。

運行区間の香川県多度津駅から徳島県大歩危駅は、四国山地を横断する土讃線の中間で、地理的にも四国のまんなかあたりに位置します。沿線には、弘法大師の生誕地善通寺や古くから海の神様として信仰を集める金刀比羅宮(こんぴらさん)、平家落人の秘話や伝説が今なお残る秘境祖谷(いや)地方など千年を超える歴史的な文化や景観が残されています。

それぞれの目的地をイメージして愛称をつけた「そらの郷(さと)紀行」と「しあわせの郷紀行」についてご紹介します。

車内で配布している沿線&タイムスケジュール、メニューをまとめた旅のしおりをご用意しました。
     旅のしおり 
路線図 「そらの郷紀行」列車写真
そらの郷紀行

香川県多度津駅から徳島県大歩危駅に向かう下り列車は、緑色が先頭車両の「そらの郷紀行」です。

徳島県の人々は自分たちの住んでいる地域より高い所を「そら」と言い、徳島県西部の険しい山岳、その山とともにある集落、人々の暮らしがいつしか「そらの郷」と呼ばれるようになりました。このことから、「そらの郷」へと向かう列車の愛称を「そらの郷紀行」と名付けました。

JR四国の前身、讃岐鉄道発祥の地、多度津を出発した列車は、右手に五岳山(ごがくさん)、左手におむすびのような形をした飯野山(いいのやま)を眺めながら、弘法大師空海の生誕地善通寺へと向かいます。善通寺からおよそ5分でこんぴらさんの名で親しまれている金刀比羅宮の玄関口、琴平に到着します。琴平では四国まんなか千年ものがたり専用待合室でウェルカムドリンク(※)のサービスがあります。琴平を出発すると、事前予約のお客さまにはレストラン神椿シェフ特製の「さぬきこだわり素材の洋風料理」をお届けします。讃岐山脈を越え、秘境坪尻駅では列車のスイッチバックを体験後、四国第二の大河、吉野川に沿ってさかのぼり、渓谷美で有名な小歩危、大歩危峡を眼下に、そらの郷とともに秘境祖谷への入り口大歩危まで約2時間30分の旅です。
※事前予約制のお食事券をお持ちのお客様が対象です。

旅程

香川県多度津駅から徳島県大歩危駅の区間を1日1往復運行いたします。乗車は多度津駅、善通寺駅、琴平駅のみ、下車は大歩危駅のみ可能です。

旅程
乗車料金

ご乗車の際は乗車券の他、特急券とグリーン券が必要です。全国のみどりの窓口及び主な旅行会社にてお買い求めください。車内でのお食事をご希望のお客様は、別途「食事予約券」のご購入が必要です。
乗車料金については料金・ご予約にてご確認ください。

お食事 ※3月1日からのメニューはこちら
さぬきこだわり食材の洋風料理 ※「そらの郷紀行」でのみお召し上がりいただけます。

金刀比羅宮が運営する神椿(かみつばき)の調理長監修「さぬきこだわり食材の洋風料理」は、洋食ならではの技法をこらし、千年ものがたりオリジナル版として製作。厳選した香川県の地元食材を使ったお食事を提供します。

※こちらは2月12日までのお料理です。

お食事「さぬきこだわり食材の洋風料理」

讃岐三畜と旬の地元野菜の洋食プレート

    本日のスープ



    冷製料理

  1. 蕾野菜と魚介のサラダ仕立て
  2. パプリカとオニオンのオムレツ チーズ風味
    瀬戸内真鯛の香草パン粉
    合鴨ロースと白葱の軽いコンソメ煮
  3. 讃岐オリーブ牛のローストビーフ こんぴら味噌と粗挽き黒胡椒のソース
  4. 讃岐オリーブ地鶏のコンフィ 山椒風味
    ゴボウとレンコンの洋風きんぴら

  5. 温製料理

  6. 讃岐オリーブ豚のトマト煮込み
    香川県産きぬむすめのバターライス

  7. お食事後のコーヒー、プチデザート

料金 5,600 円
仕入れによって内容を変更する場合がございます。
神椿
株式会社 神椿

豊かな自然に恵まれた金刀比羅宮。その森の中にあるカフェ&レストラン神椿の調理長が、洋食ならではの技法をこらし、厳選した 香川県の地元食材を使ったお食事を提供します。

こだわりの一品
こだわりの一品

「讃岐オリーブ牛のローストビーフ こんぴら味噌と粗挽き黒胡椒のソース」です。
讃岐オリーブ牛もも肉を低温長時間で、じっくりと火を入れて、固くなりすぎないように仕上げています。オリーブ牛特有の上質な脂と肉の旨みが、酸味、甘味、辛味をバランス良く仕上げたこんぴら味噌のソースとの抜群です。いっしょに添えてあるじゃがいものピューレと合わせてお召し上がりください。

食材へのこだわり
食材へのこだわり

食材は調理長自ら農家へ出向き、土や肥料などについて生産者からじっくり話を聞き、納得のいくものだけを使用しています。時にはオリーブなどの収穫を手伝うこともあります。

「しあわせの郷紀行」列車写真
しあわせの郷紀行

徳島県大歩危駅から香川県多度津駅に向かう上り列車は、赤色が先頭車両の「しあわせの郷紀行」です。

琴平駅は海の神様「金刀比羅宮(ことひらぐう)」の玄関口です。金刀比羅宮は古くから「こんぴらさん」として親しまれてきました。幸福の黄色いお守りと「しあわせさん、こんぴらさん」というキャッチフレーズで有名です。「しあわせの郷紀行」は「しあわせさんこんぴらさん」と象頭山や飯野山など、讃岐の豊かな自然と、心を温かく包んでくれる里山のイメージから名付けました。

大歩危駅を出発するとすぐ左側に国指定天然記念物、名勝と2つの冠をいただく大歩危が見えてきます。妖怪達の見送りに手を振って小歩危峡を眺めながら進むと、日本一の狸の里を目指す阿波川口で地元の方々との交流タイムがあります。事前予約のお客さまには遊山箱に入った味匠藤本料理長の心のこもった日本料理“おとなの遊山箱”をお召し上がりいただきます。地酒で有名な阿波池田を過ぎ、吉野川にかかる鉄橋を渡り終えると、急勾配を上りスイッチバックの駅坪尻に着きます。県境の長いトンネルを抜けるとそこはおだやかな里山の讃岐の国。こんぴらさん、善通寺を超え、讃岐鉄道発祥の地多度津まで約3時間の旅です。

旅程

徳島県大歩危駅から香川県多度津駅の区間を1日1往復運行いたします。乗車は大歩危駅のみ、下車は琴平駅、善通寺駅、多度津駅のみ可能です。

旅程
乗車料金

ご乗車の際は乗車券の他、特急券とグリーン券が必要です。全国のみどりの窓口及び主な旅行会社にてお買い求めください。車内でのお食事をご希望のお客様は、別途「食事予約券」のご購入が必要です。
乗車料金については料金・ご予約にてご確認ください。

お食事 ※3月1日からのメニューはこちら
おとなの遊山箱 ※「しあわせの郷紀行」でのみお召し上がりいただけます。

日本料理「味匠 藤本」の料理長監修「おとなの遊山箱」は、その昔徳島の子どもたちが野や山に遊びに行く際、お弁当を詰めて持って行った三段の重箱(遊山箱)を千年ものがたりオリジナル版として製作。地元食材にこだわった料理や甘味を詰めてご提供します(遊山箱のお持ち帰りはできません)。

※こちらは2月12日までのお料理です。

お食事「おとなの遊山箱」

和気香風 冬の遊山

    一の重

  • (小鉢)季節の小鉢
    鰤醤油麹漬け
    蟹入り出汁巻き玉子
    海老芝煮
    河豚の割りポン酢ジュレ掛け
    冬野菜煮しめ
    菊花大根
    鶏の八幡巻き

  • 二の重

  • 小稲荷寿司(紅白二種)
    白俵ご飯(胡麻塩)
    鶏マヨのり巻き
    小豆ご飯
    イワシのつみれの甘酢掛け

  • 三の重

  • ローストビーフ(マスタードソース)
    みかんゼリー
    海月酢のもの

  • 椀物

  • 祖谷そば小茶碗

  • お食事後のコーヒー、季節の和菓子

料金 5,600 円 
仕入れによって内容が変わります。
日本料理 味匠 藤本
日本料理 味匠 藤本

味にこだわる日本料理店だから店名は味匠(みしょう)藤本。そのこだわりの和食を徳島県三好郡で幅広いお客様にご提供しています。京都、大阪で修行を積んだ味覚は妥協を許さず、常に素材の一品一品を吟味しています。

こだわりの一品
こだわりの一品

「ローストビーフ」です。
国産牛を低温で長時間ていねいに火入れし、自家製のソースで味付けしています。特製のローストビーフをご賞味ください。

食材へのこだわり
食材へのこだわり

お客様に徳島の四季を感じていただきたい、そんな思いから旬の素材にこだわったメニューを考えています。素材の持つ味、香り、色を大切に、焼く、揚げる、煮る、蒸す、最も適した調理方法を研究し続けています。

     空席・運行状況はこちら 
お問い合わせ先
JR四国 電話案内センター
0570-00-4592
※JR四国 電話案内センターでは、指定席の電話予約は承っておりません。予めご了承ください。
・8:00~19:00 ・年中無休 ・通話料がかかります
食事予約券のお申込み先
JR四国 旅の予約センター
TEL:087-825-1662
FAX:087-825-1664
【平日】10:00~18:00 【土休日】10:00~17:00

四国まんなか千年ものがたり利用の乗車券・特急券・グリーン券は、全国のみどりの窓口及び主な旅行会社にてお買い求めください。